PARCO NEW DEPARTURE

- CONCEPT

季節の美しさを謳歌するトンボ。
生きるために働きつづけるアリ。
二人は出会い、新しい世界に旅立ちます。

四季を通して紡がれるのは、
窮屈さを乗りこえ、新しい道をさがす物語。
わかり合い、与え合うことで見つかる、美しい世界。

そこで出会う刺激とインスピレーションが、
人生にみずみずしく彩りをそえる。

いま、新しい出発を祝福しよう。

- POSTER / SPRING

  • ポスター spring
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- POSTER / SUMMER

  • ポスター summer
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- MOVIE

132秒動画
15秒動画
SUMMER 15秒動画
SPRING / SUMMER

- STAFF

Tanu Muino - タヌ・ムイノ -
1989年ウクライナ・オデーサ生まれの映像監督、フォトグラファー。ウクライナの最高のパフォーマンスを祝うプロジェクト「YUNA」音楽賞で、2016年から2018年まで3年連続でBest Video Clipを受賞。2018年にはウクライナの音楽番組「M1 TV」が主宰する「M1 Music Award」で、監督したMONATIK のMV『LOVE IT ритм』でMusic Video Maker of the Yearを勝ち取る。2022年には、Harry Stylesの『As It Was』のMVを手がけるほか、Lil Nas Xの『MONTERO (Call Me By Your Name)』でグラミー賞の最優秀ミュージック・ビデオにノミネートされる。また、GUCCIほかファッションブランドのムービーを手がけるなど、幅広い分野で活躍中。1990年代の映像作品やダンスなどのカルチャーにインスパイアされたユーモアのあるハイパーリアルな世界観を自身の作品に落とし込んでいる。
Nikita Kuzmenko
1989年ウクライナ・キーウ生まれ。シネマトグラファー。LAのGlobal Cinematography Instituteでシネマトグラフィーを学んだのち、ワルシャワでドキュメンタリー監督学、キーウで映画撮影を学び学士号を取得。2022年には、Harry Stylesの『As It Was』のMVでMTV Video Music AwardsのBest Cinematographyを受賞。ミュージックビデオのみならず、スポーツブランドの映像撮影やドラマ・映画の撮影など幅広く手がける。
Creative Director & Photographer: Tanu Muino

Cinematographer: Nikita Kuzmenko
Stylist: Lisa Jarvis
Stylist Assistant: Raphael del Bono Gloria Iyare

Hair: Maksim Nikitochkin, Julia Stets
Make-Up: Kristina Kuzikova
Make-Up Assistant: Rina Balinskaya
Choreographer: Denis Stulnikov

Producer: Dima Malichev
Line Producer: Elena Onishchenko, Kristyna Podolska
Production Coordinate: Sofia Cintas
Producer Assistant: Oleg Ivanov, Lula Santandreu

Art Director: Helen Gadjilova
Prop Master: Gala Venglovska
Prop Buyer: Pilar Valleo
Set Dresser: Pedro Arenas, Toni Pascual
Location Manager: Jacobo Gutiérrez

Casting Director: Sofi Pashkual
Actors: Valeriia Karaman, Gladstone Makhib, Olha Shevchuk, Masha Yakobchuk, Sofia Kolomiets, Alina Kobyliak, Sandra Ezenva, Anatoliy Sachivko, Sofi Pashkual, Vasyl Pimenov, Lina Nhuien, Natalie Kononenko, Anton Obukhovskiy

VFX: Roman Onufriychuk
Colorist: Joseph Bicknell, Company 3
Gaffer: Rost Vasyliev
Lighting Crew: Mykhailo Lisovskyi, Serhii Sukhenko, Mykola Reukov
Focus: Archil Siradze
1st Camera Mechanic: Albina Vynar
Photo & Digital Assistant: Gonzalo Hevia

Production: UA Production
Service Production Company: Palma Pictures
Special Thanks: UnderWonder Content, Patriot Rental

Produced by RCKT/Rocket Company*, PARCO

- INTERVIEW

Tanu Muino
2023年の年間広告キャンペーンは、『NEW DEPARTURE』をテーマに
おとぎ話の『アリとトンボ』をベースにしたストーリー。
クリエイティブディレクション・映像監督を務めたタヌ・ムイノに、
今回のキャンペーンに込めた想いをお聞きしました。
Tanu Muino
キャンペーンのテーマ「NEW DEPARTURE」を聞いてどう思いましたか?
コロナ禍で、人々はそれぞれの場所に留まらなければならない時期が続きました。わたしは旅行をするのが好きなので、「NEW DEPARTURE」と聞いたときに、このムービーを見た人がいろんな場所へ旅した気分になれる映像をつくりたいと思いました。旅行をするときは、服装も変わりますよね。どこかに行けなくても、服装を変えるだけで気分は変わります。どこかへ行くことは、スタイルにインスピレーションを与えるし、ファッションは社交的な気持ちを高めてくれるものだと思うんです。
それに、シーズンごとにロケーションや全体的な雰囲気を変えたのは、「NEW DEPARTURE」と聞いて未来へ行きたい人、古代のムードに戻ってみたい人、自然を感じたい人など、いろいろな捉え方があると思ったから。ひとつの方向性に絞らず、観る人の好きなテイストを見つけてもらいたいんです。
主人公のトンボは、小さなサナギから自分自身の世界を切り開き、さまざまなファッションで新たな道へと進んでいきます。彼女にとっても「NEW DEPARTURE」を体現する物語になったと思います。
今回、『アリとトンボ』のストーリーをベースにすることを決めた経緯は?
おとぎ話はいつも教訓になるもので、特に『アリとトンボ』の物語は幼い自分にとって衝撃的なものでした。きちんと働かなければこうなってしまうんだ、という戒めになりましたが、それを自分の好きなテイストで描き直したいと思ったんです。小さい頃から映画やテレビを観るのが好きで、フランスの俳優ルイ・ド・フュネスの喜劇をよく観ていたので、今回のムービーも、シリアスなシーンでもどこかコミカルなムードがあり、ストーリーラインもハッピーエンドにつくり直しました。
おとぎ話はいつも教訓になるもので、特に『アリとトンボ』の物語は幼い自分にとって衝撃的なものでした。きちんと働かなければこうなってしまうんだ、という戒めになりましたが、それを自分の好きなテイストで描き直したいと思ったんです。小さい頃から映画やテレビを観るのが好きで、フランスの俳優ルイ・ド・フュネスの喜劇をよく観ていたので、今回のムービーも、シリアスなシーンでもどこかコミカルなムードがあり、ストーリーラインもハッピーエンドにつくり直しました。
スタッフはどのように決めたのでしょうか。
シネマトグラファーのニキータとは6年程前から一緒に作品をつくり続けています。ほかのクルーたちも、ほとんどがウクライナで出会い、ずっと一緒に動いているチームで、お互いをよく知っています。制作のスピードが早いので、お互いによくわかり合っているメンバーと仕事をするのが好きなんです。ヘアメイクのクリスティーナはいつも完璧でクレイジー。あんなに素敵なヘアメイクをとても早く仕上げてしまうんです。今はウクライナに帰ることができないので、こうやってみんなで(撮影場所の)マヨルカ島に集まって、ひとつのプロジェクトに取り組めるのがとても嬉しかったし、いろんな感情が込み上げてきました。
ファッションもとても個性的でした。
スタイリストのリサとは初めての仕事だったのですが、彼女の作品が素敵だったので、今回のコンセプトをメールしてみたんです。そしたら「パルコの案件って本当!?」ってすぐに返事をくれて。彼女は数年間、日本に住んでいたことがあったのでパルコのことも知っていたし、喜んで引き受けてくれました。彼女はとても才能のある人で、わたしの意見を汲みながら、本当にたくさんの衣装を集めてくれました。オリジナルの衣装をつくるのもスムーズでした。彼女はマヨルカ島で見つけたものも、スタイリングにも取り入れていました。夏のトンボのヘアアクセサリーにした赤い花は、撮影前日に行ったレストランで見つけた赤いナプキンなんですよ。常にファッションのことを考えているので、身の回りのものをスタイリングにいかせるんだと思います。
最後に、今回のキャンペーンを手がけた感想を教えてください。
日本へ行ったことがないのでパルコのことは知らなかったのですが、オファーをもらってから調べて、そのクリエイティブにとても驚きました。過去のキャンペーンがどれもエキサイティングで、「これは本当にコマーシャルなの?」と思った作品もたくさん。とくに衝撃を受けたのが、1980年代の吉祥寺PARCOのCF。商品の紹介はなく、ダンサーたちがヘリポートのヘリコプター前でダンスをするという内容でした。ファッションブランドの仕事をするときは、当然ですが特定の服やバッグを見せなければならないという制約があります。その点、パルコのように自由に物語を描ける機会はなかなかないので、とても楽しく作品をつくることができました。

- NEWS

2023.01
2023SPRINGビジュアルが渋谷・原宿・池袋に登場!
JR原宿駅ホーム駅看板(渋谷・品川方面)

JR原宿駅ホーム駅看板(渋谷・品川方面)

東急田園都市線渋谷駅看板

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渋谷PARCO店頭サイネージ

渋谷PARCO店頭サイネージ

渋谷PARCO館内サイネージ

渋谷PARCO館内サイネージ

池袋PARCOビジョン

池袋PARCOビジョン

池袋PARCO館内サイネージ

池袋PARCO館内サイネージ

池袋PARCOコンコースポスター拠点

池袋PARCOコンコースポスター拠点

渋谷駅東急田園都市線通路、JR原宿駅ホーム、渋谷・池袋PARCO館内外にパルコ2023SPRINGビジュアルが登場しました。
「NEW DEPARTURE」をテーマに、新たな生活・人生に向けて旅立つことで得られる出会いや喜びを表現した美しい物語が街を彩ります。

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